シャンプーケアの正しい知識と注意点 - 髪の悩みが解決できる美容室

今日は「シャンプーケアの正しい知識と注意点」をテーマに書かさせて頂きます。

キレイな髪を保ち、伸びてくる新しい髪に負担をかけないようにする為には、シャンプーってとっても大切！

殆どの人が毎日シャンプーをするので、間違った洗い方やケア知識で行っていると、毎日ダメージを与えていく事になります。

そうなると、せっかくサロンで髪をキレイにしても、どんどんダメージが進行・・・
最終的には切らなければいけなくなってしまいます。

そうならない様にする為に、この記事を読んでおいてくださいね！

シャンプーの役割は、「髪を洗うもの」。
そう考えている方の方が多いと思います。

しかし、実際は違います。

「シャンプーは頭皮を洗うもの」。
これが正解です。

勿論、シャンプーは髪と頭皮の汚れを落としてキレイにしてくれます。
しかし、じつは汚れの80％は最初の湯洗で落ちてしまうのです。

残りの20％は頭皮の毛穴の中の汚れです。
これをしっかりとキレイに落としていくのがシャンプーの役割です。

頭皮の毛穴の汚れは、頭皮から出る脂や皮脂です。
頭皮の毛穴に溜まっていくと、健康的な髪は生えてきません。

それどころか、脱毛の原因にすらなってしまいます。

このことを知っていないと、シャンプー中に髪にばかり意識が行ってしまい、頭皮の事を気にかけられません。
特に女性の場合は、髪が長いので、シャンプー中に一生懸命髪を洗おうとしてしまいます。

勿論それも大切ですが、それ以上に頭皮の事を気にかけるようにして下さい。

お湯でしっかりと流して、シャンプーを手に取り泡立てる。
その泡を、頭皮と髪につけて、擦らずにモミモミと広げていく。

頭皮も擦らず、髪も擦らず、ひたすらモミモミと揉むように洗います。

ここで擦ってしまうと、頭皮の角質を剥がしてしまい荒れの原因になります。
髪の毛も擦りすぎるとキューティクルを剥がしどんどん傷んできます。

肌を擦っていると角質が剥げていきますよね？
それと同じように、頭皮も髪も表面が傷んでしまいます。

そうならない様に、モミモミと洗う事を意識してくださいね。

もう一つ。
注意したい事ですが、シャンプーは1日1回まで！

これもとっても大切な事なので絶対に守るようにして下さい。

特に熱い夏の時期なんかは、頭皮の匂いやべたつきが気になると、朝起きてからシャンプーをして、夜寝る前にまたシャンプーをする人がいます。
これ、もし今やっていたら辞めるようにして下さい。

通常、頭皮の表面では、皮脂や汗が混ざって皮脂膜を作っています。
その皮脂膜が頭皮を乾燥や細菌の感染から守ってくれる役割をします。

シャンプーを1日2回のペースでやると、頭皮を守る必要な被膜まで摂りすぎてしまいます。

すると頭皮は常に乾燥状態に。
頭皮は乾燥を守ろうとして、皮脂を過剰に分泌しようとします。

結果として、分泌量が増えていき以前よりも頭皮がベタベタするようになります。

夏場の暑い時期でもできる限りシャンプーは1日1回に抑えるようにしましょう。

それだけで頭皮の健康状態が保つ事ができます。

キレイな髪は健康な頭皮からしか育ちません。
髪も大切ですが、常に頭皮を優先して考えてください。