カットして2週間で髪が扱いにくくなるのはなぜ?

せっかく美容室でカットしたのに2週間も経つと髪が扱いにくくなると嫌ですよね。

「美容室での仕上がりはよかったのに」「すごく毛量を減らしてもらって最初は良かったのに」と思いますよね。

その悩みカットを変えると解決するかもしれません。カットによって扱いやすさ、ヘアスタイルの持ちは変わると思います。

ヘアカットの持ちをよくするにはその人に合ったカットをすることが重要です

その人に合ったカットとはしっかりその人のライフスタイル、髪質、ファッション、お顔などに合ったカットのことです。流れ作業的にヘアスタイルを当てはめただけのようなカットではヘアスタイルの持ちは良くなりません。

例えば直毛の人とクセ毛の人に同じ切り方をしても同じ髪型にはなりません。その人に合わせた切り方をする必要があります。

いかにお客様の情報を得て切るかによってその後数週間~数ヶ月のヘアスタイルの持ちが変わってきます。

使うハサミの種類によっても扱いやすさが変わります。

特にご新規のお客様の髪を見てるとすきばさみで切られた後にお困りの方が多いようです。

すきばさみで毛先がスカスカになるまで切られた方は2週間経つ前にまとまりにくく広がりやすくなります。ご自宅でのお手入れは大変でどうしようもない状態です。

計算されてのすきばさみの使用はいいのですが、ただ量を闇雲に減らす目的での使用は持ちの悪さに繋がります。

丁寧にカットされると扱いやすさは変わる

ヘアスタイルの持ちの良さを追求すると丁寧に切ることが大切です。丁寧に切るとは「ちゃんとお客様の髪の毛を見る」ことだと思います。濡れてるよりも乾いた状態の方が髪は一本一本見ることが出きます。

自宅でどういう状態かがわかるとそれに対しての策が打てます。乾いた状態で髪がどう動き、切ることによってどうなったらいいかを考えて切れれば髪は扱いやすくなります。

丁寧に髪の毛をしっかり見て切ることはカットでは重要なことです。

カットはどこも同じでしょと思ってる方も多いかもしれませんが実は違います。

美容室での綺麗な仕上がりを目指しているのか、自宅でお客様自身での綺麗な仕上がりを優先してるのかによってもカットは変わってきます。

僕は後者を目指します。

ヘアアイロンなど上手に使え、自分でいい感じにスタイリングできるならそこまでカットにこだわる必要はないです。

もともと髪に対して悩みがありどうしようもない方にはカットを見直してもらいたいです。

僕はヘアカット後2週間と言わずに2ヶ月後の来店まで扱いやすいヘアスタイルを切れるように努力をしています。