【コンプレックス】

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福岡市博多駅前の美容室

乾かすだけで髪がまとまるドライカットができる

ワッカム(ワットカムズアラウンド)です!


こんばんは 園田です。


楽しみにしていた大阪講習は、2人して体調が優れず、大事をとって参加を取りやめました。

残念ですが体調第一です。


こどもは保育園で毎週濃厚接触になりまともに登園できていません。

夫が積極的に休んでくれてはいますが、私も休まざるを得ない日もあります。

予約を楽しみにしているお客様には大変心苦しいですが、ご協力いただき感謝しています。


ご来店された際には安心してお過ごしいただけるようできる限りの感染対策をしてお待ちしています。


先日いらっしゃったお客様とコンプレックスのお話ししていて、ふと母のことを思い出しました。

私の母はもともと毛量がとても多く、太くて硬くて乾燥した髪質です。

ずっと変わらぬショートヘアは、ヘルメットいらずよ!と自虐を言えるくらいに広がります。


いつもペタンコになるように何度も何度も頭になでつけ収める癖がありました。

口癖は「頭が大きく見えるけん」


今はすっかり細毛になり広がることはなくなりましたが、髪をなでつける癖は変わりません。

むしろボリュームがほしいくらいなんですが、頭が大きいというコンプレックスが邪魔をします。

一度抱いたコンプレックスはなかなか払拭できないものなんだと感じました。


母の中ではいつでも、顔にピッタリ沿う毛と丸みのないシルエットが正解なんです。

じゃあ、どうやったらその意識を変えれるか?

それはやはり ”新たな感動” ではないでしょうか。


こうあるべき。という部分を覆すための新たなチャレンジがあるといいと思います。

癖毛や多毛だからボブで重たく。というのは定番としてありますよね。

でもドライカットなら段が入っていてもカッコよく決まります。

動きを出したり、シルエットが変わるだけでガラリと表情も変わります。


現に、そのコンプレックスのお話をしていたお客様も、広がるかもと思いヘアチェンジできずにいました。

でも、今回初めてシルエットを変えてみると「いい感じ!」と喜んでいただけました。


ここに丸みがあっていいんだ。

ここが締まってたらバランスがいいんだ。

お客様自身がふだんから髪のコンプレックスと向き合っているからこそ、変化に対して敏感に反応してくれます。

そして、その分感動もしてくれます。


一緒に新たな発見や感動を見つけれることが、美容師としてどれほど嬉しいか。


毎日見る髪だからこそ、日常の中で心を豊かにするものであってほしい。

そのためにも、お客様に寄り添った思いや技術をもっと磨いていきたいと思います。